8月1日(土)に自然教室「ミクロ探検隊~ミクロな世界を見てみよう!~」を実施しました!

みなさま、こんにちは♪

園内では、たくさんのセミが大合唱しており、まだまだ夏だなあと感じております。
さてそんなエコパ伊奈ヶ湖では、8/1(土)に自然教室「ミクロ探検隊~ミクロな世界を見てみよう!~」を開催しました。

ミクロ探検隊は、いわゆる土壌生物観察会というもので、土の中の小さな生きものたちに焦点をあてた自然教室になります。

自然教室がはじまったらまずは自己紹介とエコパ伊奈ヶ湖のご紹介から。
エコパ伊奈ヶ湖は、櫛形山の標高約900mにあたる部分にあります。
そんな山の中腹の森の中にはどんな生き物がいるのか、実際に土をとって、みてみます。

まずは落ち葉をどかしてから、だいたい5cmの深さのお椀のかたちになるように掘り進めていきます。
あまり掘りすぎると逆に生き物たちがいなくなってしまうので、浅~くいろんなところから土を集めます。
種類によっては、石の下や木の周辺を好むものもいるので、ここがいいかな?と考えながら、土を集めていました。

集め終わったら、森林科学館に戻って、集めた土をふるいにかけていきます。
ふるいにのこった生き物をプラカップで採集し、最後は細か~~い土の中の上や中にいる生き物たちを目視で確認して、
どんどんプラカップに入れていきます。



ふるいに残るような生き物はあまり見つからなかったものの、ふるいを逃れた細かい土の中には、たくさんの小さな生き物たちが...!
目を凝らして、狙いをすませ、採集していきます。

ある程度生き物を採集したら、次は理科の実験のように顕微鏡をつかってどんな種類の生きものか同定していきます。
からだの形や足の本数、羽の有無や色をもとに、図鑑と照らし合わせてだいたいこの種類の生き物だろうと、考えていました。

大人も子供も関係なく、夢中で生き物の同定をしていました!

土の中から見つかった生き物の中には、面白い特徴をもつ生き物も…!
今回見つけたのは、ババヤスデというヤスデの仲間。ナイトハイクでもよくご紹介する生き物で、
紫外線に反応する物質を持っているために、ブラックライトで照らすと白く光ります。

最後に色々な生き物がみつかったところで、土の生き物の役割についてお話しました。
実は今回、アリやヤスデ、ムカデにミミズとたくさんの生き物がみつかりましたが、土の中でくらす生き物のほんの一部。
ある場所の調査では、人間の1歩分の足跡のなかに8万匹もの動く生き物がいたんだとか。

土の生き物たちは、落ち葉や枯れ木、フンや動物の死骸など、様々なものを食べ、分解します。
分解され、植物の養分となり、良い植物が育っていきます。
そうなることで、生き物が住みやすい環境ができていくわけです。
まさに「縁の下の力持ち」ですね。

採集や観察を通して、土壌生物について少しでも詳しくなれたら、今回の自然教室は終了。
山の中とまちの中では、土壌生物にも違いがあるので、お家の近くで採集してみるのもいいかもしれませんね♪

ということで、他にもエコパ伊奈ヶ湖では、さまざまな自然教室を実施しております。
秋の自然教室についても、近々お知らせできるかと思いますので、続報をお待ちください!