8月23日(日)に自然教室「キラキラうんち虫を探せ!」を実施しました!
みなさま こんにちは!
エコパ伊奈ヶ湖です。
夏の暑さも少しずつ落ち着いてきて、
標高が高いエコパでは晩夏の空気が感じられます。
8月23日(日)に自然教室「キラキラうんち虫を探せ!」を実施しました!
エコパには、オオセンチコガネという、野生動物の糞を食べる虫がいます。キラキラした金属光沢の体が美しく、今回の自然教室で詳しく観察してみました!

最初に、ガイドが室内でオオセンチコガネなど、野生動物の糞を食べる虫の仲間を紹介します。糞を食べる甲虫は、糞虫と呼ばれていて、フンコロガシが有名です。
フンコロガシの標本をみんなで観察してみます。
みんな興味津々!「脚がトゲトゲしてる!」など色んな声があがります。


糞虫はフンコロガシが有名ですが、日本に生息する約160種の糞虫の、ほとんどは糞を転がさないです。日本の糞虫は、糞の中に入って糞を食べる虫か、糞の下の地面に穴を掘って糞を食べる虫のどちらかです。今回、観察するオオセンチコガネは、糞の下に穴を掘る糞虫です。
糞虫について学べたら、いよいよ外で糞虫探しです!
エコパのオオセンチコガネは、主にシカの糞を食べているため、夜間シカがよく表れる芝生で探してみます
しばらく、探してみると…
あちこちから「いた~~!」「見つけたよ~!」と声があがります。


芝生を歩いていると、ビックリしたオオセンチコガネが低く飛び回り、金属光沢の体がキラキラと光って、見つけられます。みんな、夢中になって飛び回るオオセンチコガネを走って追いかけます。
今度は、ガイドが事前に仕掛けた罠も見てみます。
※普段は園内での罠の設置は禁止にしています。

すると…落とし穴の罠に2~3匹オオセンチコガネとオサムシが入っていました!
切り株の上に、かかっていたオオセンチコガネを取り出してみんなで数を数えてみます。

オオセンチコガネを集めたら、室内で休憩して体を観察してみます。

「脚がトゲトゲしてる~」と声が上がります。オオセンチコガネの前脚は薄くて尖ったトゲがあり、これがスコップとして土堀に役立てっています。「じゃあ、土に入れて掘っているところを見たい!」と声が出たため、土が入ったケースにオオセンチコガネを入れたら、あっという間に土を掘って潜りました。「土掘るのが早い!」とみんな驚きました。

今度はガイドが3Dプリンタで作ったオオセンチコガネの前脚の拡大模型で、実際に土を掘ってみます。みんな、夢中に土を掘ると中から…

オオセンチコガネの缶バッジが出てきました~!
今回のお土産です(笑)

みんな缶バッジを胸につけて、最後は観察したオオセンチコガネを元居た場所に帰してあげて、自然教室は終了しました。
オオセンチコガネはシカなどの野生動物が生息する自然豊かな森に生息しており、野生動物の糞を食べて小さな糞にすることで、糞が早く土になって、森の栄養に変わります。オオセンチコガネが冬眠する冬の間は、シカの糞が何日も残っています。綺麗な見た目で、森の栄養の循環に役立っているオオセンチコガネ、その魅力的な虫をみんなに知っていただきました。
ご参加下さったみなさんありがとうございました!
もうすぐ、夏は終わりますが、エコパでは秋の自然教室も盛りだくさんです!
みなさまのご参加お待ちしております!
※通常、園内での生きものの採取は禁止になっています。