自然教室『巣箱作り教室』を開催しました!
みなさまこんにちは!
寒い一日が続きますがいかがお過ごしですか?
エコパ伊奈ヶ湖は、南伊奈ヶ湖の湖面が凍るくらい寒い日々が続いております。
日が当たるところは暖かく感じるのですが、日陰に入ると途端に寒さが身に沁みます…。
さて、そんなエコパ伊奈ヶ湖で、1/16に自然教室「巣箱作り教室」を開催しました!
参加してくださった皆さま、ありがとうございます。
この自然教室では春に子育てを迎える小鳥たちのために、皆さまに巣箱を作っていただき、エコパ内に設置するまでを行いました。
最初にエコパ伊奈ヶ湖について説明し、エコパに暮らしている鳥たちのことも簡単に紹介しました。
実は全部の鳥が巣箱を使うわけではありません。
樹洞(じゅどう)と言って、木の幹にできた穴の中に巣をつくる鳥が巣箱を使います。
シジュウカラやヤマガラなどが巣箱を使ってくれる代表的な鳥です。
↓下の写真はシジュウカラ。背中がきれいな黄緑色をしています。街中にもいるので、皆さまのおうちの周りにも実はいるかも…。
↓こちらはヤマガラです。胸からおなかにかけてのきれいなオレンジ色が特徴です。
エコパ伊奈ヶ湖のことと、エコパに暮らしている鳥についてのお話が終わったら、いよいよ巣箱作りの開始です!
まずは巣箱の図面を板に書いていきます。
図面がずれると巣箱がガタガタになってしまうので、皆さま慎重に図面を書き起こします。
図面を書き終えたら今度は図面の通り、のこぎりで切っていきます。
のこぎりでカットしたら、鳥たちの出入口とヒモを通すための穴をドリルで開け、釘と金づちで組み立てて…
最後にバーナーで周りに焦げ目をつけたら立派な巣箱の完成です!!
焦げ目をつける理由は、腐りにくいようにするためと、森の中で巣箱が目立たないようにするためです。
最初はうまく出来ない!切れない!と、てんやわんやしていた子も見られましたが、最後の方は皆さま楽しそうに作業をされていました。
出来た巣箱は作成した方の名前と、日付を書いてエコパ内に掛けていきます。
(お持ち帰りも可能です。その場合はスタッフ側で用意した巣箱を掛けます。)
今回掛けた巣箱は全部で4つです。
掛けた巣箱すべてが使われるわけでもなく、たくさん掛けたけど半分も使われていなかった年もあります。
前回の巣箱は全て使われていましたが、今回は一体いくつ使われるでしょうか…
実際に野鳥が入ったら参加された皆さまはもちろん、ブログでも紹介しようと思っていますのでお楽しみに!!