エコパの新スタッフ紹介!

こんにちは!最近はいかがお過ごしでしょうか。
年度が変わり、入学・就職・転勤などに伴って、
新しい生活を始められた方も多いのではないでしょうか?
エコパ伊奈ヶ湖にも新スタッフが入ってきたので、少しご紹介したいと思います♪

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皆さま、初めまして!
4月からエコパ伊奈ヶ湖で新スタッフとして働きはじめた関根と申します。
生き物全般に興味がありますが、なかでも特に昆虫が大好きです!
エコパ伊奈ヶ湖がある場所も標高が900mほどの山の中なので、
これから様々な昆虫に出会えるんじゃないかと大いに期待しています。

今日はそんな僕が、エコパ伊奈ヶ湖にどんな昆虫がいるのか散策してみたので、
観察できた昆虫をちょっとだけ紹介したいと思います!
まずはこの昆虫!何やら不思議な姿をしていますが、何の仲間か分かりますか?
この昆虫はヒメツチハンミョウといって、ツチハンミョウという甲虫の仲間です。
成虫で冬を越して、春になると地面を歩いているのをよく見かけます。
羽が退化しているから飛べないのです!
体内にカンタリジンという毒をもっているので、素手で触るのは止めておきましょう!
写真の個体のように触角の一部分が膨らんでいるのが♂で、♀は膨らんでいません。
全身がメタリックブルーでとても美しいですね!
この昆虫も変な形をしていますね。ヒサゴゴミムシダマシという甲虫です。
枯れたアカマツの樹皮下で越冬しているのを見つけました。
「ヒサゴ」は漢字で書くと「瓢」で、瓢箪(ひょうたん)のことですね。
体が瓢箪みたいな形をしているので、こんな名前が付けられたようです。
この昆虫も下羽が退化しているので、飛ぶことができません。
これもアカマツの樹皮下で越冬していました。
「風の谷のナウシカ」に登場する王蟲(オーム)みたいじゃないですか?
これはイシノミという昆虫の一種で、非常に原始的な姿をしている昆虫です。
「生きた化石」と呼ばれていて、さも珍しい昆虫かと思ってしまいますが、
市街地にも生息していて、身近な昆虫です。

エコパ伊奈ヶ湖で何か昆虫を見つけたら、是非とも僕に声をかけてくださいね!
今後ともよろしくお願いいたします!