4/28(日)、5/5(日)に自然教室「季節の自然観察会」を開催しました!

みなさまこんにちは。

ゴールデンウィークも終わり、忙しい日々をお過ごしかと思いますがいかがお過ごしでしょうか?
エコパ伊奈ヶ湖ではゴールデンウィーク中の4/28(日)、5/5(日)に季節の自然観察会を行いました。
こちらの自然教室はエコパ伊奈ヶ湖内の自然や生きものについて知ったり、自然と遊んだりする自然教室です。

 

4/28(日)の自然観察会では、まず、芝生広場でタンポポを観察しました。

花びらの開き具合によって、咲いてからどれくらいの時間がたっているかがわかったり、

がくの形で外来種のセイヨウタンポポか、固有種のカントウタンポポか見分ける事ができます。

エコパではどちらの種が多かったのでしょうか?

展望台では、スコープを使っていつもと違う視点で甲府盆地を見てみますが…。黄砂か花粉の影響で、もやがかかってしまい、あまりよく見えませんでした…

そこで展望台から見える甲府盆地の説明や実はチラッと見える富士山を地図とコンパスを使って探しました。今いる場所やコンパスが示す方角からどこからどちらを向けばあるか試行錯誤しながら探していました。

次に、落ちているマツの木の葉で松葉相撲という遊びをしました。

松葉相撲は、マツの葉を絡ませてお互いに引っ張り合い、マツの葉が切れなかった方が勝ちという2人で遊ぶシンプルな遊びです。

参加者全員で大人も子供も関係なく、たくさんバトルをしました。どんな葉が強かったのでしょうか?

場所を変え、南伊奈ヶ湖にある原っぱでは、植物や昆虫を観察しました。

 

南伊奈ヶ湖の原っぱは、傾斜があるため気を付けながら全員で探し、見つけたものをその都度解説しました。

最後に観察会中に聞こえていた鳥の鳴き声について解説し、鳥の構造についても簡単にお話しをしました。

 

5/5(日)の自然観察会では最初に春~初夏にみられる植物を観察しました。
足元をよく見てみると、ヨモギにハルジオンなど、春の草花が。

みんなで春の植物を見たり、触ったりして、においをかいだりして、春を感じてもらいました。

植物には葉の部分に小さい産毛のようなものが生えています。これは毛茸やトライコームと呼ばれ、虫から葉を食べられるのを防いだり、葉から水分が逃げるのを防ぐ役目があります。

この産毛は植物によって形が異なり、今回はルーペをつかってどんな毛茸が生えているか、観察してみました。

 

そしてもう1つ、少しカタバミから葉を頂いて実験をしてみました。

まず10円玉とカタバミの葉を1枚用意して、10円玉に魔法の粉(塩)を振りかけます。塩がついた10円玉をカタバミでこすると…?

10円玉がきれいになりました!(写真だとわかりにくいかもしれません…)

カタバミは、ギリシャ語で酸っぱいという意味をもつオキザリスという学名がついています。これはシュウ酸という酸の1種が含まれているためです。
この酸が10円玉の汚れた(酸化した)部分を溶かすことできれいになる仕組みです。

おうちのお庭などでもカタバミは見られますので、ご興味のある方はぜひやってみてください!
(自由研究にの役立つかも…?!)

黄色いお花とみっつのハートがくっ付いたような形の葉がカタバミの特徴です。                    お庭やコンクリート塀の隙間から生えていることもあります。

帰りは南伊奈ヶ湖をぐるりと一周しながら帰ってきました。
途中でヒノキの実を拾って、卵のケースの中に入れてフタをすれば、「ヒノキの実のおもちゃ」の出来上がり!!

振ってマラカスのように音を出したり、ヒノキの実を移動させたり…。遊び方は自由!
子どもたちも帰りながら夢中になって、遊んでいました。


エコパ伊奈ヶ湖では毎月たくさんの自然教室を行っております。

7月からの自然教室はこちら→2024年7-9月のエコパ伊奈ヶ湖イベントチラシ – エコパ伊奈ヶ湖 (ecopa-inagako.jp)をご覧ください♪

みなさまのご応募、ご参加お待ちしてます!