臨時休館中のエコパ伊奈ヶ湖の様子
皆さん、こんにちは!
昨日、今日と雪が降りまして、鳥たちも雪の中寒そうでした。
キジバトが背中に雪を乗せながら歩いていました。
エコパ伊奈ヶ湖はコロナウイルスの感染拡大防止のため、残念ながら休館中です。
休館となると…いったい中の人は何をやっているの??と思われる方がいるかもしれません。
各施設の管理も勿論ですが…
エコパ伊奈ヶ湖がより生きものが住みやすくなるように…
また、環境教育の場として利用できるよう、園内整備を行っています!
先日は、森林科学館の前にある「かえる池」にたまった汚泥を掘り出しました!
また池のフチをコケなどで覆い、見た目にもきれいになるよう整備しました。
勿論、ヤマアカガエル卵や生きものたちは一時避難です。
ヤンマの仲間のヤゴや、ミズスマシの仲間のような水生昆虫が見つかりました。
整備が終わったあとは、池に戻してあげています。
また、その後、生きものがどう利用しているのかなど、センサーカメラを設置して、
人がいない時間の様子を調査しています!
今回は、カメラの真ん前で食事をするシカが撮影できました。
かえる池以外にも園内各所でセンサーカメラで調査を行っています。
自然教室や、環境教育プログラムでお披露目できたらと思います。
ようやくエコパ伊奈ヶ湖でも、春らしい日が多くなってきました。
ちょうど冬と春の境目のような生きものたちの様子が見られています。
先日は、北伊奈ヶ湖にてマヒワの群れが確認できました。
マヒワは冬鳥なのでいつまで見られるか…そろそろ見納めかもしれませんね…
菖蒲池では、先月産卵が確認できたヤマアカガエルの卵からオタマジャクシが出てきました!
小さな小さなオタマジャクシたちがピコピコと動いています。
森林科学館前のかえる池でも、そろそろオタマジャクシが見られるかもしれません。
施設は利用できませんが‥‥自然や生きものたちの様子は変化してきています。
また、来られる際は、以前来た時とどんな風に様子が変わったのか、楽しみにしていただければと思います。