アジサイが見頃です
みなさま、こんにちは。
梅雨明けまでもう少しといった最近、いかがお過ごしでしょうか。
エコパ伊奈ヶ湖に雨が降ると、白い霧が辺りをおおい、幽玄な別世界となりす。

梅雨の時期の代表的な花と言えば、アジサイ。
日本には約100種、エコパ園内には9種のアジサイのなかまが記録されています。
今回は、園内に咲くアジサイのなかまを幾つかご紹介します。
1.ガクアジサイ

綺麗に色づいてきました。
しかし「咲いていない」のです。
花びらのように見えるのは実は萼片、花びらではありません。
アジサイのなかまの多くは萼片が大きくきれいな色を帯び、むし達を呼んでいます。
逆に、中央部の「花」の花びらは退化して、種子をつけることに集中します。
「花」の集まりの周囲を、額縁のように装飾花が囲む「額アジサイ」です。
↓中心部に集合している「花」はつぼみ(1つだけ開花しかけていますね)

こちらの手前はほぼ満開。5つの花弁や花粉を付けた雄しべが見えますね。

装飾花がフリルになった品種もありました。

↓萼片の上のコハナグモ。
アジサイの花に寄ってくる虫を捕食しようと待ち構えているようです。

2.アジサイ
ガクアジサイの花序全体が装飾花に変化したもので、古くから栽培され、改良された数多くの品種があります。

上の写真は、さあ、これから色づくぞ、という感じですね。
下の写真は、すでに豪華で重たそうです。

ここにもハエトリグモのなかまが居ます。
花の上は、クモたちにとって良い狩り場となっているようです。

3.イワガラミ
「岩絡み」ですが、エコパでは樹木に絡んで上の方へ登っていきます。

レストハウス裏と菖蒲池横に立派なイワガラミがあります。こちらの萼片は1枚だけが大型化しています。
4.ノリウツギ
内皮から採れる粘液を紙漉きの糊料としたことからついた名前。
三角錐のように盛り上がった白い花序です。

小高木で、私の背が届かない位置に花があります。
(写真のピントが合っていなくて、すみません)

5.コアジサイ
季節が過ぎ、残念ながらコアジサイの花はもう散ってしまいましたが、
エコパのアジサイとしてどうしてもご紹介したいアジサイのなかまです。

装飾花がないコアジサイ。
雌しべ雄しべがそろった両性花です。

このコアジサイが素敵なのは、すっきりとした少し甘い香りがあるところです。
他のアジサイにはない特徴です。
大きな花びらをつける華やかな「見た目」ではなく、素敵な「香り」で虫たちを呼ぶのですね。

南伊奈ヶ湖を背景に大きな株が花を咲かせていました。
楚々として香り高いコアジサイ、アジサイの中でも一押しとするファンもいます。
来年になりますが、ぜひ会ってみてください。
6.タマアジサイ
こちらはこれから咲くアジサイです。

名前の通り、蕾が「玉」になっています。
グリーンロッジのクリの木の下やシャワー室の横に大きな株があります。
さてどんな花が咲くのか?ご覧になってくださいね。
今週末は、色鮮やかなアジサイが見頃を迎えています。
雨の日こそのしっとりとしたアジサイの美しさを楽しんでみてください。
梅雨の先には、いよいよ夏がやってきます。
夏には、エコパ伊奈ヶ湖で多くの自然教室の開催を予定しています。
夏チラシ→2026年7-9月の自然教室チラシ – エコパ伊奈ヶ湖
みなさまのご参加とご来園を心よりお待ちしております。