1月21日(日)に自然教室「巣箱作り教室~小鳥のおうちをつくろう~」を開催しました!

みなさま、こんにちは!

冬も後半に入りましたね。
エコパ伊奈ヶ湖の園内は、霜柱が立ち、南伊奈ヶ湖の一部が凍っています。
ただ、今年は暖冬のため、去年の同じ時期よりも湖の氷の厚さが薄いです。

そんなエコパ伊奈ヶ湖では、1月21日(日)に小鳥用の巣箱作りを行いました!
今回作った巣箱は、シジュウカラという山と町に生息している小鳥用の巣箱です。

シジュウカラは、木の穴に巣を作って子育てをしていますが、
ある程度の大きさの穴がある木は人工林や町では少ないため、
木の穴に似た巣箱を用意して、子育てに使って貰うのが目的です。

最初に、エコパのガイドスタッフが巣箱とシジュウカラの紹介をします。

これから作る巣箱について分かったら、いよいよ巣箱作りに取り掛かります!
図面を見ながら、材料の板に線をひきます。
線をひいたら、ノコギリで切っていきます!
板が長いため、切る時は動かないように数人で抑えます。


普段、学校の授業でノコギリを使っている子どもたちは慣れていますが、
久しぶりに使う大人は、感覚を思い出しながら頑張って切っていきます!

板を切り終えたら、ガイドスタッフがドリルで出入り口を開けます。
そしたら、いよいよ釘とトンカチで板を組んで巣箱にします!

巣箱の蓋をつける際は、キリで蝶番のネジ穴を開けます。
しっかり穴を開けてないと、ネジが上手く入らないので、力を込めて念入りに穴をあけます。

巣箱が組み上がったら、仕上げにバーナーで表面を軽く炙ります!
木の表面を炙ることで、腐食防止や防虫になって巣箱が長持ちします。

表面を炙ったら巣箱が完成です!

巣箱が完成したら、巣箱の設置方法や管理方法について、ガイドスタッフが解説します。
巣箱を設置する際は、太陽の向きに配慮したり、
小鳥を食べてしまうネコやカラスが、
隠れて近づけないように開けた環境に意識して設置します。

巣箱を適切な設置と管理をすることで、小鳥が毎年子育てができて、
人も小鳥の観察を楽しむことができる巣箱になります。

2月の終わりから、シジュウカラの繁殖期が始まります。
ぜひ、近くの巣箱に注目してみてください。
もしかしたら、小鳥達の暮らしが見れるかもしれません!

参加者のみなさま、ありがとうございました!