【南伊奈ヶ湖紅葉状況】11/4(木)の様子・ヒメヤママユ情報

皆様、こんばんは。

本日の、南伊奈ヶ湖の紅葉の様子です。

緑色だった場所も段々と赤く色づいてきて、
日に日にグラデーションが1色になってきています。

平日でしたが、今日も多くの方が紅葉を見にきてくださいました!

今週末の土日は混むと思われます。

 

今日は秋の蛾を紹介します。

今、園内の外灯にヒメヤママユという、秋に見られる蛾が多く集まっています。

 

ヤママユガという蛾の仲間で、モスラのデザインの元にもなった蛾の仲間です。

色彩は多少個体によって変異がありますが、
多くは茶色に桃色が入ったような配色になっています。

ヒメヤママユが現れると、冬の訪れを感じます。

 

 

私は、蛾のこの角度がとても好きです。
もふもふに包まれている感じがとてもかわいく見えます!

 

このヤママユガの仲間の成虫は口が退化していてありません。
成虫は交尾して卵を産んだら、役目を終わります。

花の蜜などを食している蛾は数週間ほど生きられる種もいるのに比べて、
ヤママユガなどの口を持たない蛾の仲間は寿命が1週間ほどと短いです。

長く生きられないため、種内で発生するタイミングが
同じだった個体の方が生存率が高かったのではないでしょうか。

 

もうそろそろこの蛾が出てくるピークは終わると思われるので、
エコパ伊奈ヶ湖に来た際はぜひ見つけてみてください。
園内では白熱灯の外灯付近にいることが多いです。

 

冬になると蛾や蝶の種が減って少し寂しくなりますが、
また冬は冬ならではの生きものが出てくるのでそれもまた楽しみですね。

 

ぜひ、真っ赤な紅葉のピークを見にお越しください。