2月21日(土)に自然教室「タヌキのうんち調査!」を実施しました!

みなさま、こんにちは!

少しずつ寒さが和らいで、春の足音が聞こえてくるような季節になってきましたね!
甲府盆地では梅の花が徐々に咲き始めてます。
エコパも最低気温が-1℃程度、最高気温が7℃になり、寒さが落ち着いてきています。

そんな、エコパでは2月21日(土)に自然教室「タヌキのうんち調査!」を実施しました!
この自然教室は、エコパの園内に生息するタヌキの糞から、タヌキが何を食べているのか明らかにする調査体験になります!
今回は、その自然教室の様子をご紹介します!

最初に森林科学館で、野生動物の糞を調べる意味について、ガイドスタッフが解説します。
普段、野生動物は人前を避けるため、何を食べているのか直接観察するのは難しいです。ですが、野生動物が残した糞なら観察しやすいです。糞は食べたもので出来ているため、糞を調べることで野生動物の必要な食べものが分かります!

糞を調べる意味が分かったら、今回のテーマであるタヌキについて解説が始まります。
ガイドスタッフから紙とえんぴつが渡されて、なにも見ないでタヌキの顔を描いてみます!
これが意外と難しいです!

みんな、タヌキの顔を思い出しながら、絵を描いてみました!
いっせーの!で自分が描いた絵をお互いに見せあうと、みんなタヌキの顔が違います笑

タヌキの絵を描いたら、ガイドがタヌキの剥製を持ってきて、タヌキの本当の姿を観察します。
イヌみた~い! もふもふだ!と色んな声が上がります。

タヌキの見た目が分かったら、いざタヌキのうんちを調査します!
みんな白衣に着替えて、研究者に変身!

みんな研究者モードで真剣に食べものの欠片をピンセットで取り出していきます。
※今回使用したタヌキの糞はスタッフが事前に加熱処理を行い、エタノールで液浸標本にしていた物を使用しています。

これ虫の羽根かな~? 種が出てきた!など次々と食べもの欠片が発見されます!

一通り、中身を取り出したら、みんなで見つけた物を観察します。
出てきた骨の欠片をよ~く見てみると…

大きなカエルの足の骨でした!

エコパにいる大きなカエルはヒキガエルのため、ヒキガエルを食べていたことが分かりました!
ヒキガエルの実物大の模型を並べると、ずいぶん大きなカエルを食べたことが分かります。

他にもサワガニと思われる欠片が出てきたり…

色んな木の実の種が見つかりました!

また、虫の羽根や脚も多く出てきました!

今回の調査体験で多く見つかったのは、1位が木の実の種、2位が虫、3位がカエルの骨でした!
タヌキは地面に落ちている木の実や虫、カエルなどの小動物が好物だと分かりました。

さらに、ガイドがタヌキのある糞を持ってきて、みんなで中身を見てみます。
すると……

長~い切れた輪ゴムです!
このタヌキの糞は、人のゴミを食べてしまったタヌキの糞です。
森にゴミを捨てたり、忘れたりすると、タヌキなどの野生動物が間違えて食べてしまい、体を壊してしまうことがあります。やっぱり、ゴミは外に捨ててしまうのはダメなんですね。

タヌキの糞の中身について調査が終わったら、今度はタヌキの糞がどんな場所にあるのか、みんなで探しに行きます!
しばらく、歩くと森に落ちてました!

ガイドがヒョイと手に持ってみんなビックリ!
今回は、タヌキの糞が見つからなかったため、普段見つかる場所にスタックが事前に置いておいた糞のレプリカでした笑

タヌキは同じ場所で糞をする「ため糞」という行動をします。
みんな同じ場所で糞をすることで、お互いの食べものなどの情報を交換しています。
同じ場所でガイドが過去に自動撮影カメラで撮影したタヌキの映像をみんなで見てみます。

映像でもタヌキが糞の臭いを嗅いでから、糞をしていました。

外でタヌキの糞について知れたら、最後は部屋に戻ってまとめのお話で終了です。
今回、タヌキの糞を調べることで、タヌキが何を食べて暮らしているのかが分かりました。
野生動物の糞は、ただ汚いだけでなく、綺麗にして調べることで、野生動物の食べものを知ることができます。
タヌキの暮らしと糞を調べる面白さを参加者のみなさまに体験してもらいました。

エコパでは、生きものの調査体験でなく、アウトドア体験や木の実のお菓子づくりなど、様々な自然教室を開催しています。
ぜひ、みなさまのご参加お待ちしております!