2月1日(土)に自然教室「冬の野鳥観察会」を開催しました!
みなさまこんにちは!
エコパ伊奈ヶ湖では、ここ1週間で2回ほど積雪に見舞われ、寒さだけではない厳しい冬の到来を感じています。
さてそんなエコパ伊奈ヶ湖では、2月1日(土)に自然教室「冬の野鳥観察会」を実施しました!
野鳥観察は午前中の方が動いている様子が比較的多くみられるので、朝8:30に参加者のみなさんと集合して園内をまわりました。
現在の日本は冬!
シベリアなどの寒い地域で暮らしていた鳥たちが冬を越すために日本にやってきます。この鳥たちは冬鳥といって春頃には、また元いた寒い地域に戻ってしまいます。
今回は冬の野鳥観察会ということで、冬鳥をメインに探してみました。
まずは南伊奈ヶ湖の方へ向かいました。
湖を見てみるとなにやらぷかぷかと泳いでいます。
双眼鏡でよく見てみると…?マガモたちの姿が見られました。オスは頭が緑色なのでとてもわかりやすいです。
メスは1枚目の写真の真ん中にいる地味な個体がそうです。
さてカモたちを見た後は林の中を歩きます。
鳥たちはとても警戒心が強く、わいわい歩いているとすぐに飛んで行ってしまいます。
なので鳥の声が聞こえたら抜き足差し足…。
静か~に歩くと、エコパでは冬鳥であるルリビタキのオスが見られました!
ルリビタキのオスはとてもきれいな青色で脇に黄色い模様があることが特徴です。
マガモと同じくメスはオスとは異なり、とても地味な色をしています。
野鳥観察では、じっと待つことも重要!待ちながら、あったかいお茶を飲んでまったりしたり、拾ってきた鳥の羽根を観察したりして過ごしました。
実際に触って観察してみると鳥の羽には羽軸(うじく)という軸があり、その羽が生えている場所のよって太さや長さが違います。
例えば羽軸が丈夫なものだと飛ぶために使われるので、つばさや尾の方に生えていたものになります。
逆に羽軸が小さいものは体の表面を覆う羽根として生えています
おなかの羽毛(ふわふわ)が入った袋に手を入れてみると、暖かさを感じられます。
ちなみに羽軸のほぼ無いものをダウン、羽軸があるものをフェザーと呼びます。
最後に何がみられたか、参加者の皆さんと鳥合わせという名の確認を行いました!
今回の野鳥観察会はシジュウカラやヒガラなどのシジュウカラの仲間やエナガ、キクイタダキなどなど約10数種類ほどの鳥たちが見られました。
野鳥観察では、鳥が逃げないようにそっと観察することが大事です。
また鳥の種類によって好む場所が異なるので、前もって図鑑などで野鳥について調べておくと探しやすいかもしれません。
3月15日(土)には野鳥調査体験を開催します。普段エコパで行なっている野鳥調査はどんな事をしているのか、知りたい方はぜひご参加くださいませ!大人だけでのご参加も大歓迎です。
次回の野鳥観察会は5月18日(日)になります。初夏に行うので、また違った野鳥を観察することができます。
また、暖かな陽気のなかでの開催となりますので、寒いのが苦手で今回来られなかった方におすすめです。
そのほかにもたくさんの自然教室を行なっておりますので、興味のある方はHPなどをご確認くださいね♪