5月19日(日)に自然教室「初夏の野鳥観察会」を実施しました!
みなさま、こんにちは。
5月半ばを過ぎ、エコパ伊奈ヶ湖は新緑に囲まれ、いよいよ初夏を思わせる暑さになってきました。
そんなエコパ伊奈ヶ湖では、5/19(日)に自然教室「初夏の野鳥観察会」を実施しました。
野鳥観察は、早朝が狙い目。参加者の方々には、朝8:30という早い時間から集合していただきました。
まず、エコパのガイドスタッフがエコパ伊奈ヶ湖でよく見られる鳥について説明します。
そして鳥には、季節によって移動する(渡り)種類がいることをお話し、この時期にエコパでみられる鳥を説明しました。
エコパで夏に見られる代表的な鳥は、黄色い眉毛とのどが特徴のキビタキです。
青く美しい姿だけでなく、日本三鳴鳥に含まれるぐらいきれいな声を持つオオルリも複数生息しています。
さて、野鳥の知識も得たところで、双眼鏡を持って、いよいよ観察開始ですが…。
当日は雨…。
雨が弱まるまで木陰で観察をしていると、キセキレイやカケスの姿が見られました!
北伊奈ヶ湖へつながる道に場所を移すと…?姿は見えにくいものの、アオゲラ、エナガ、ウグイス、ミソサザイ、ヤマガラなど、多くの鳴き声を聞く事が出来ました。
野鳥観察では、鳴き声を頼りに探す事が多いため、どんな声で鳴くか調べておくと、野鳥観察に役立ちます。
今回、北伊奈ヶ湖では珍しく、カワウを見ることができました!スコープを合わせて見てみると、陸に上がって羽をパタパタして乾かしている様子が鮮明に見られました。
今回の野鳥観察会が始まってから、初めて鳥の姿が鮮明に見られ、参加者の方々も喜んでいました!
次に、木のてっぺんにいたヒヨドリをじっくりスコープで観察することができました。
突然ですが、皆さんは鳥のくちばしや足が種類によって違うのはご存じでしょうか?
鳥類は食性や住む場所によって、くちばしや足の形が違います。
よくみるスズメやカラス、今回見かけたキセキレイなどの多くの鳥は、三前趾足(さんぜんしそく)と呼ばれ、前に3本、後ろに1本の趾(あしゆび)があるのが特徴です。
しかし今回見つけた、キツツキの仲間のコゲラは、対趾足(たいしそく)といって、前に2本、後ろに2本という形をしています。この形は、木の幹に垂直で捕まることが得意な形です。
エコパ伊奈ヶ湖は、街中とは異なり、標高900m、針葉樹や広葉樹、そして湖があります。こうした多様な環境があるため、様々な野鳥が見られます。ぜひ、過ごしやすく、森の中を歩きやすいこの時期にエコパに遊びに来てください!(早朝がおすすめですよ!)
次回の野鳥観察会は冬を予定しています。夏よりも木々の葉が少なく観察しやすい場所に現れる可能性があるため、野鳥観察の入門としておすすめです。続報をお待ちください!
他にも、エコパ伊奈ヶ湖では毎月たくさんの自然教室を行っております。
7月からの自然教室はこちら→2024年7-9月のエコパ伊奈ヶ湖イベントチラシ – エコパ伊奈ヶ湖 (ecopa-inagako.jp)をご覧ください♪