11月24日(月・祝)に自然教室「ちびっこ焚き火」を実施しました。

みなさま、こんにちは!

すっかり冬らしい寒さとなり、櫛形山の上の方では初雪を観測しました。
エコパ伊奈ヶ湖でも氷点下を記録し、紅葉していた木々たちも葉を落とし、落ち葉には霜が降りていました。
みなさまも体調に気を付けてお過ごしくださいませ。

さてそんなエコパ伊奈ヶ湖では、まだ紅葉の残る11/24に自然教室「ちびっこ焚き火」を開催しました!
この自然教室は年少さんから年長さんを対象にしたちびっこ向けの教室です。
エコパ伊奈ヶ湖のテントサイトの1区画を利用し、自分の起こした焚き火を前にゆったりしながら、ティータイムを楽しみます。
まったりした後は、遊びたい盛りのちびっこたちと一緒に森の中で遊びます。

ということでまずは火を起こすところから!
焚火台に大きなホオノキを敷いたあと、まつぼっくりをピラミッドのように組み立てたら、
上に細い薪でまつぼっくりに屋根を作ってあげるように重ねていきます。

組み立てられたら、次は火をつけます。
今回のちびっこ焚き火も火をつける道具として、マッチを使用しました。
初めてのマッチということで緊張していた子もおりましたが、無事に火をつけることができました。

火が付いたら、消えないように維持することも重要!
火ばさみを使って薪をくべたり、ふいごという空気を送る道具を使って、火を大きくしていきます。

火が安定してきたら、おまちかねのまったりティータイム!
お湯を沸かしてココアやコーヒーを飲み、焚き火の前でほっと一息…。

そして今回はティータイムのお供にポップコーンとどんぐりを用意しました!
ポップコーンは専用の器具にポップコーンの種を入れ、火にあてながら器具を振るとあっという間に完成します。
できたらはちみつやシナモン、塩などで味をつけて味わいます。

そしてお次は、ガイドが用意したどんぐりを食べてみます!
どんぐりって食べれるの…?と思う方もいるかもしれませんが、昔は食料として重宝していたんだとか。
今回用意したどんぐりはマテバシイという種類のどんぐりです。
種類によってはアクが強く、食べようにも食べられないものがありますが、
このマテバシイはアクが少なく、煎ったりゆでたりすると食べることができます。
味はさながら素朴なクリといったところ。さすがクリの仲間なだけある…。

こちらは保護者の方に好評でちびっこたちは、割る方に夢中になっていました。
ペンチを器用に使って割る姿はまさに職人…!

そしてティータイムの最後はやはりデザート。
焚き火といえばなマシュマロをご用意しました!


マシュマロは燃えやすく、すぐに焦げてしまうので、慎重に絶妙な火加減でマシュマロを焼いていきます。
いい感じになったら、大きなマシュマロをガブり。
今回はご用意できませんでしたが、焼いたマシュマロとチョコをクラッカーで挟んだ「スモア」というお菓子も焚き火の定番なので、やってみると面白いかもしれません。

ティータイムが終わり、これにてちびっこ焚き火は終了……。とはなりません!
最後は思い切り遊びます!!

今回の遊びは落ち葉プールで生き物・痕跡さがし。
落ち葉のなかにカプセルに入った生き物のぬいぐるみやイラスト、生き物の痕跡を探してもらう遊びになります。
ということで開始とともに落ち葉にダイブ!!

探してみると、バッタやテントウムシなどのイラストやネズミやリスなどのぬいぐるみを見つけました!
こうした落ち葉は生き物にとってはごはんになったり、寒い冬を越すための布団やベットになったりします。
実際に落ち葉をそっとめくってみると生き物がいるかもしれません。

生き物たちを見つけたあとも、もう一回もう一回!と何度も隠しては、落ち葉にダイブしていました。

冬の寒さを吹き飛ばすように全力で遊んだら今回のちびっこ焚き火は終了!

この自然教室を通して、森のなかでの過ごし方や自然のなかで過ごす楽しさを知っていただけたら嬉しいです!

今回は年長さんまでを対象にした「ちびっこ焚き火」でしたが、小学生以上を対象にした本格的な「焚き火カフェ」も今後行う予定ですので、ぜひ気になる方は続報をお待ちください!

このほかにもエコパ伊奈ヶ湖では自然教室を多数行なっています。
冬(1月~3月)の自然教室は以下をご確認くださいませ!↓↓
2026年1月-3月の自然教室チラシ – エコパ伊奈ヶ湖

みなさまのご来園、心よりお待ちしております♪