1月25日(土)に自然教室「巣箱作り教室~小鳥のおうちをつくろう~」を開催しました!

みなさまこんにちは!

冬も後半に入り、陽射しが暖かい日も出てきましたね。
今年は例年よりも暖かいため、南伊奈ヶ湖が全面凍ることが去年よりも少なく感じます。

そんなエコパ伊奈ヶ湖では、陽射しが暖かい1月25日(土)に自然教室「巣箱作り~小鳥のおうちをつくろう~」を行いました。

この自然教室では、自分で小鳥用の巣箱を作ってみます!
巣箱の穴はシジュウカラという小鳥の大きさに合わせています。
実は巣箱の穴の大きさによって、利用する小鳥は変わっていきます。
穴が大きいと体の大きな小鳥が優先して使ってしまうからです。

シジュウカラは主に木の中の空洞(樹洞)に巣を作っているのですが、
そのような木は町では少ないため、
巣箱を作ってあげると3月下旬ごろから利用して子育てに使います。
巣箱を作ってあげることで、シジュウカラは子育てが出来て、
私たち人はその様子を観察することができます!

そのことを当日も最初にガイドが剝製や写真を使いながら解説します。

巣箱を作る目的が分かったら、さっそく材料と工具を持って、外の芝生広場で作業開始です!
まずは、ノコギリやトンカチなどを使うのが久しぶりや初めての方もいるため、
工具の使い方をガイドが説明します。

工具の使い方が分かったら設計図を見ながら作っていきます!
みんなで力をあわせながら頑張って木を切っていきます。

まっすぐ切れると嬉しい!

板を切ってパーツが出来たら、下穴に合わせてトンカチで釘を打っていきます。
板がずれない様に協力プレーが大事です!

釘が斜めになって飛び出さないように、気をつけながら打っていきます。

板が組めてお部屋が出来たら、屋根をつけてあげます!
屋根はお手入れのときに開けられるように、ネジで蝶番をつけます。
ネジが小さいため、これが地味に難しい。

屋根が出来たら、屋根のカギをつけます!
屋根が常に開けられる状態だと、ネコなどが木に登ってきて屋根を開けてしまうことがあります。
なので、屋根に釘を刺して針金を巻き付けて、開けられないようにしておきます。

最後にバーナーで巣箱を軽く炙ったら完成です!

完成したら、少し休憩して、ガイドから巣箱を設置する際のポイントや手入れ方法を解説します。
私たちがお家を選ぶ際に、陽射しや近所を気にするように、鳥も巣箱の周りをチェックしています。
周りに小枝が多すぎないか、西日が長時間当たる場所ではないかなどです。
それらを考えて巣箱を設置してあげることで、シジュウカラも喜んで来てくれます。

ちなみに、巣箱を設置するベストの時期は、ちょうど今の冬です!
シジュウカラは3月中旬ごろから、巣の下見に回るので、今のうちに巣箱を設置することで、
巣箱の存在に気づいてもらえます。

ぜひ、みなさまもお庭に巣箱を設置してみてはいかがでしょうか。
今回、参加してくださったみなさまありがとうございました!

エコパ伊奈ヶ湖では小鳥だけでなく、哺乳類を対象にした自然教室も行っています。
2月15日には「タヌキのうんち調査!」を行います!
タヌキのうんちからタヌキの生活を調査します。
まだまだ、参加者募集中のため、興味がある方はぜひご参加ください。