森の落としものとリス

皆様、だんだんと涼しくなってきている今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか?

エコパ伊奈ヶ湖は秋の近づきを感じられるようになってきています。

秋の森はいろいろな動物の活動が活発にみられます。

今回はそんな動物の暮らしを少し覗くことが出来る痕跡を紹介します。

この時期のエコパの森を歩くと、時々クルミの実が落ちているのを見かけます。

夏の終わりに実った実が秋になるとポトポトと地面に落ちてきます。

クルミが落ちていた場所の近くをみてみると一緒にこんなものも落ちていました。

これはリスがオニグルミの皮(花床)を剥いた跡です。
リスは(人間もですが)中の堅い果実を食べています。なので、いらない皮は予めはいでおくようです。
リスは秋にこのクルミなどの実を集めて、冬や食糧のない時に食べるために土の中や木の上で貯食をしています。

秋は森の生きものにとって寒く食糧の少ない冬に向けての準備をしている時期です。

この季節に森の中を散策すると冬支度中の動物たちに出会えるチャンスが多くあるかも・・・。

秋の森にはオニグルミのほかにもたくさんの秋の実りがあり、
リスたちはそれをもとめて走り回っているのか、
エコパ伊奈ヶ湖に来る道中ではリスが道路に飛び出してくることがあります。

お越しいただく際は車を少しゆっくり走らせていただくと、もしかしたら木の実を集めに奔走するリスが見られるかもしれません。