7月20日(日)に自然教室「エコパ ナイトハイク」を実施しました!
みなさま、こんにちは!
いよいよ夏休みシーズンとなってきましたね!
エコパ伊奈ヶ湖ではキャンプや登山、散策で夏を楽しむ方たちで賑わっています。
エコパでは7月20日(日)に自然教室「エコパ ナイトハイク」を実施しました!
ガイドスタッフと一緒に夜のエコパの森を歩いて、夜の世界や生きもの達の観察を行う自然教室です。
当日は森林科学館に集合して、外がまだ明るいため、展示室で夜の生きものについて予習をしました。
森林科学館の展示室には、ある野生動物の巣を映したモニターが設置されています。
ガイドから参加者のみなさんに、なんの野生動物の巣か?クイズが始まりました!
モモンガ!カブトムシ!ムササビ!など勢いよく色んな名前が挙がりました。
そこで、ガイドが答えの動物を袋から引っ張りだしました。
答えは・・・・・・
ムササビでした!
ムササビの実物大のぬいぐるみに歓声があがりました笑
エコパではムササビの巣箱を設置しており、中の様子をカメラで観察できるようにしています。
現在は、別の巣穴に移動してしまったため、見ることができませんでしたが、
過去に撮影された映像をみんなで見てみました。
もふもふの愛くるしいムササビが巣箱に戻ってきて、毛づくろいをする姿をみなさん夢中に見ていました。
ムササビは夜行性で夜は森で木の葉などの食べものを食べて、昼間は巣穴で寝ています。
今度来たら、もしかしたら眠っている様子を見ることができるかもしれませんね♪
ムササビのぬいぐるみや取り外した古い巣箱を触っている内に、外は薄暗くなってきたため、
いよいよ夜の森へ出発!!
森の中を歩いていると、木の葉にナナフシモドキがいました!
小枝にそっくりな姿で夢中に葉を食べていました。
不思議な姿にみなさんビックリされていました。
優しく手で持ってみるとゆらゆらと歩き出しました!
湖についたら、ガイドがある道具を取り出しました。
それは・・・バットディデクターです!
コウモリの超音波を人の耳にも聞こえる音に変換してくれる機械です。
みんなで交代しながら機械を空に向けると・・・
ジッジッ!!!と音がなりました!
音の先にガイドがライトを少し向けると水面ギリギリにコウモリが飛んでいる姿が見れました!
水面の上を飛び交うコウモリの姿をみんなで目で追いかけました笑
湖の周りを進んで行くと閉じた木の葉がありました。
寝ているようにクタ~とした、この木の葉はネムノキという木です。
植物には夜になると葉を閉じるものが多くいます。
いくつか説はありますが、葉から水分が蒸発を防ぐなど考えられています。
暗闇から明かりの方へ行くと大きなアズマヒキガエルがいました!
大きなヒキガエルはかっこいいですね~!
夜の方がカエルが活発になるため、出会える確率が上がります。
湿った所ではブラックライトを照らしてみると、青白く光るババヤスデの仲間がいました!
暗闇で光る姿は幻想的ですね笑
最後に森林科学館に戻ってきたら、ガイドからまとめのお話を聞いて終了です。
今回も夜の森で、様々な生きものを観察することが出来ました。
参加者のみなさん、ありがとうございました!
エコパでは、生きものの観察では「ミクロ探検隊」などもあります!
土の中の小さな生きものを探すので、面白いですよ~!
また、野生動物の糞を食べる虫を観察する「キラキラうんち虫を探せ!」や
オシャレでリアルなキノコの模型を作る「森のテラリウムづくり」など
イベントが盛りだくさんです!
みなさまのご参加お待ちしております!