8月17日(土)に自然教室「夜の生きもの観察ハイク」を実施しました!

みなさま こんにちは

暑い夏ですが、いかがお過ごしでしょうか。
エコパ伊奈ヶ湖では8月17日(土)に夜の生きもの観察ハイクを行いました!

普段のエコパ伊奈ヶ湖の自然教室は日中に行うことが多いですが、この自然教室は夜のエコパの森を歩きます。
最初に参加者のみなさまには森林科学館研修室に集まっていただき、自己紹介やエコパについてお話しました。
エコパ伊奈ヶ湖について知ってもらったら夜の森に出発!

まずは科学館の光に集まった虫たちを見たり、カエル池で生きものを観察したりしました。
カエル池にはまだオタマジャクシが暮らしていて、日中に比べるとぼんやりとした様子で泳いでいる様子が見られました。
お休み中だったのかな?

出発前にまだ小さなヤマアカガエルを見つけました。
まだ小指の先程度の大きさでしたが、これから数年かけて手のひらサイズにまで成長します。

森の中に入る前に参加者に小さな懐中電灯をお渡しして、ゆっくり進みます。
森の中は昼間とは違う雰囲気でドキドキです。
暗い森の中ではクモが巣を作りなおしていたり、ライトに虫が集まって来たり…。

夜動き出すタイプのバッタの仲間。
夜動く生きものは触角がうんと長かったり、目や耳が大きかったりなど
暗闇でも行動できるような姿をしています。

ライトに集まってきた虫に興味津々のみんな。
小さな虫は意識して見ることがあまりないのでここぞとばかりに観察していました。

到着した南伊奈ヶ湖のデッキ付近では、バットディテクターという特殊な機械を使ってコウモリを探しました。
コウモリは超音波を使うことで、真っ暗な夜の中でも障害物を避けて飛んだり、食べ物をとらえたりしすることが出来ます。
バットディテクターはコウモリを探すための機器で、コウモリが発する超音波をとらえて人の聞こえる範囲の音に変換してくれるのです。
暗闇の中でドキドキしながら待っていると、バットディテクターから「カチッカチッ!」とコウモリたちの鳴き声が!!皆さん夢中に耳を傾けていました♪

町中で暮らしているコウモリもいるので、お家の周りで探してみるのもいかがでしょうか?
新しい発見があるかもしれません。

バットディテクター。これでコウモリの超音波をとらえます。

 

森林科学館の近くでは、地面にいるババヤスデをブラックライトで探したりしました。
ババヤスデはブラックライトの光を当てると青白く光ります!

真っ暗な中で青白く光るヤスデに皆さんビックリしながら観察されていました♪

普段知っている場所でも、夜になると全く違う顔になって、
昼間では見れない生きものの様子や場の雰囲気を楽しむことができます。
ぜひ、皆さんも安全とマナーを守りながら、
身近な場所で夜の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?

エコパ伊奈ヶ湖ではこのほかにもキノコ観察会や、焚き火カフェなどたくさんの自然教室を行っています。
皆さんのご参加お待ちしております!